■製品概要
上部開閉ノブで0~設定最大圧力までの範囲で、吐出圧力を調整することが出来ます。
メーターで目視しながら圧力を調整することが出来ます。
※メーターは1MPaまで表示がありますが、メーター破損防止のためで、圧力調整は最大圧力の範囲以内です。
■製品特徴
レギュレーター、ボンベケースのセットです。
外部ソースとして運用するには、ガスチューブとカプラ(マガジン側)、カプラ(チューブ側)、グリーンガス2(15g)ボンベ の4点が追加で必要になります。
■ストライクアームズ的オススメポイント
サンプロジェクトのグリーンガス2レギュレーターセット。
サンプロジェクトは国内産のメーカーで、エアソフト用レギュレーターとしては多くのフィールドで「サンプロジェクトのレギュレーターなら使用可能」とするほど信頼度の高いメーカーです。
通常のグリーンガスよりも小型のグリーンガス2を使い、よりコンパクトに持ち運べます。
※以下の文章はグリーンガス(75g)用の文章です。
下記に比べ、グリーンガス2(15g)はコンパクトで安価な分容量が少なくなっております。
それ以外はほぼ同等の内容となっておりますのでご留意ください。
サンプロジェクトのレギュレーターを使用した外部ソースの素晴らしい所は「Co2のように内部に極端なダメージは無く、されど動作は安定して連続使用ができる」というところです。
通常のフロン(134a)の常温の吐出圧力は0.5MPaとされていますが、
このレギュレーターの最大吐出圧力も0.5MPa(±0.05MPa)となっており、ほぼフロンガスと変わらない出力となっています。
つまり圧力がほぼ変わらないということは、134a使用時と比べて内部メカに極度な負荷をかける事も無いという事なのです。
極端に言ってしまえば、エアガン本体のセッティングは"ほぼ"134aの設定のまま、すぐ使えることになるのでCo2化しようとするよりは導入は簡単なものだと思います。
※134aの常温のパフォーマンスを出し続けることになるので、厳密にいえばフロンよりは内部メカには負担がかかるのは間違いなく、Co2よりは格段に優しいという事です。
(ちなみにいわゆるCo2ボンベの吐出量は6Mpaとされており、フロンの12倍となっています。
それだけ作動も激しく楽しいですが、それだけ内部部品にも負荷がかかるという事なのでこれも一長一短ですね。)
連続使用に関しては言わずもがな、大容量のガスボンベをソースとする為134aの比ではありません。
冬場も134a程にパフォーマンスが低下するわけではなく、安定して使えます。
※勿論常温と比べれば多少の低下もありますし、残量が少なくなってくればこれも低下するものです。
気になるコスト面ですが、多少初期費用がかかるもののランニングコストはほぼ変わらないと思います。
むしろ最近の134aの値上げに伴いその点では相対的にお得になりつつあるのではないでしょうか。
これから規制が更に進み手に入りづらくなる可能性が高いので、長い間安定して使えることが期待できます。
コスト面が割安になってくるということは、部屋撃ち用としてもオススメできるという事ですね。
筆者、かなり部屋撃ちもするのでこの点かなり重宝し始めています。
また後述する「マガジンからチューブが出ている」という点も、部屋撃ちであればデメリットになりづらいです。
普段は注入バルブごと外して飾っておき、撃つときにはこれを入れて撃つ、ということもできますからね。
ゲームユースについても、最近は(2021/11/29)多くのフィールドでも解禁され始めていて、この作動性のままゲームなどで使用する機会も増えてきました。
ただ、「マガジンからチューブが出ている」というのは、通常の30連マガジンなどですとそこそこ負担になってしまうかなとは思います。
リロード時は通常のマグチェンジの他に、カプラの抜き差しが入ってしまうので…
筆者はゲームユースの場合ドラム式マガジンを手に入れ、それにカプラを取り付けることでリロードを無くし違和感を少しでも払拭しています。(WE/Glock用 や WE AR用 など)
幸い連続使用に強いのは外部ソースの売りなので、大容量のドラムマガジンを使用しガスブロで撃ち続けられるという強みで相殺しています。
やってみると意外これがハマります。すごく楽しいです。
134aではドラムマガジンを撃ち切るのが難しいですが、これであれば不可能ではないので 「ガスブロでドラムマガジンを撃ちたい」 というのであれば他には無いベストチョイスではないでしょうか。
チューブはコイル式の収縮の幅が大きいものを使えば振り回すことが可能ですし、オススメです。
長くなってしまいましたがまとめると、メリットとしては
・内部メカにさほど特別負担をかけることなく、連続使用でも安定して作動させることが出来る。
・134aの規制や価格の上昇を気にすることなく運用することが出来る
・ドラムマガジンなどの大容量のマガジンを安定して運用できる
デメリットとしては
・マガジンからチューブが出る為、見た目にややリアルさが欠ける
・高圧ガスを使用する為、厳密に使用方法を守る必要がある
・内部メカの強化が推奨される
といったところでしょうか。
使用方法に関しては、フロンでもCo2でも気を付ける事には変わらないので普段通り取り扱い説明書の用法容量を守って正しくお使いいただくだけです。
筆者スタッフ的には外部ソースキットはオススメです。
特に当店は内部メカ(ノズルやトリガー回りなど)の強化パーツは豊富に揃っておりますし
もし通常の134a運用をしたくなったら、マガジンのカプラプラグを注入バルブに戻すだけなので後戻りも簡単。
キットとボンベ、それにお持ちのエアガンに対応したカプラノズルをそれぞれ持っておいてもいいのかなと思います。
■製品仕様
サイズ:W43㎜×D32㎜×H74㎜(付属品含む)
重さ:240g
最大吐出圧力:0.5MPa(±0.05MPa)
付属品:レギュレーター(6㎜ホースジョイント付)1台
ボンベスタンド 1本
グリーンガス74g 1本
■この製品の注意点
・メーカー仕様を通知することなく変更することがございます。
・記載されております製品重量等のスペックは生産ロットにより多少の違いが出る場合がございますので、ご了承ください。
・純正のグリーンガス以外のガスボンベは絶対に使用しないで下さい。
・レギュレーターの改造・変造・自家修理は絶対にしないで下さい。
・銃に接続後は弾速をご確認の上ご使用下さい。この時必ずレギュレーターの最大吐出圧力で計測を行って下さい。
・炭酸ガスカートリッジの使用に当たっては、使用器具の取扱説明書に記載された方法で正しくお取扱い下さい。
・直射日光をさけて、40℃以上となる場所に置かないで下さい。
・取り付ける時にガスが少量もれても、そのまま一気にねじ込んで下さい。
・取り付け後は、ガスがなくなるまで、器具から取り外さないで下さい。
・0~40℃の温度範囲で、使用して下さい。
・白い霜が表面に付着した場合は、素手で直接触れないで、軍手や布などを巻付けて外して下さい。
・使用済みのカートリッジは、封版に穴が開いていることを確認の上、不燃物として処分して下さい。
・火中へ投じないで下さい。
・お子様の手の届かない安全な場所に保管して下さい。