■製品概要
Umarex GlockAirsoft G18C GBBハンドガン (BK) [2.6419-UXA]
セミ、フル切り替え式のお馴染みグロックG18Cが新型となってリリース。
新型エンジン搭載で、セミオート、フルオートともに快調動作します。
Umarex提供のグロック社正規ライセンスモデル。
■製品特徴
・グロック社正規ライセンス取得モデル
・標準で50連ロングマガジンを付属
・Newフルオートエンジン搭載で快調動作
・Gen.3フレーム標準装備
・リアルサイズホルスター対応
・全商品シリアルナンバー付
・対象年齢18歳以上
■ストライクアームズ的お勧めポイント
G18C発売になりました。
密かに期待していたモデルです。外観はUmarexのグロックライセンスモデルなので、いつも通りマーキングばっちり入っています。造形も特に気になる部分はなく、良く出来ていると思います。ロングマガジンが付いているにも関わらず、価格は抑えめなのもセールスポイントだと思います。
ブローバックエンジンはニューバージョンとの触れ込みでしたが、その通りのようです。スライドの上部の肉をなるべく削って、ユニット径を稼いでいるようで、ブローバックの鋭さはなかなかの物です。フルオートを意識したものなのか、リコイルスプリング、バッファスプリングともにテンションは大人しいものなので、ブローバックスピードはそこまで速くないです。スライドの重さも関係ありますので、一概には比べられませんが、G19 Gen.4と比べるとブローバックスピードはG19 Gen.4のほうが若干上です。リコイルはスライドが重いだけあって、G18Cのほうが重いです。
作動そのものはユニットを改良した成果が出ていて、ロングマガジンでガスのタンクに余裕があることもあり、かなり余裕を持って動きます。
セミオートはリコイルをバシッと感じる動きで、シャープとは言いづらいですが、しっかり作動します。フルオートのタレづらさも特徴で、フルオートで指切り連射してもタレはそれほど感じない優秀さです。ずっとトリガー引きっぱなしが苦手なのは、他メーカーのG18Cと同じです。
フルオートの連射サイクルですが、G18Cとしては遅い部類に入ると思います。リコイルスプリングがマイルドなためか、そこまでマシンピストル感はありません。しかし、リコイルそのものは結構ありますので、好みは分かれると思いますが、良い作動だと思います。
マガジンですが、ロングマガジンは重量が470gですからそれなりに重いです。しかし、その余裕のガスタンク容量は、セミオートでも感じるくらい気化効率が優れていて、フルオートでもタレにくいその特性に一役買っていると思います。個人的には、注入バルブが側面についているので、ガスの注入にプレートをずらす必要がなく楽でいいやと思います。装着してしまえば注入バルブが隠れるので、ゴミなどの侵入が抑えられるのもポイントでしょう。
残念な点としては、HOPが上げられるでしょうか。Gen.4シリーズから上は、外からHOP調整ができるタイプになっていますが、こちらはGen.3フレームですので、従来通りフィールドストリッピングしてからの調整となります。カスタムパーツは色々使えるので、これはユーザーによって、支持と不支持が分かれるところでしょう。
流石にハンドガンを作り慣れて来ているのか、VFC製品の完成度はなかなか高く、ファーストロットはガス漏れもなく、非常に良いと思います。セカンドロット以降もこの品質を保ってくれれば良いのですが。
作動についてはマシンピストルであることをVFCは忘れてしまったのかなと思う仕様もありましたが、概ね良い動きで、タレにくいという特徴は、メタルスライド系G18Cの中ではトップに近いのではないでしょうか。燃費は計っていませんので分かりませんが、撃った感じではそこまで悪くはない印象です。
気温20度のあれば動きそうなところは良いのですが、せっかくのフルオートモデルですから、夏本番でまともに保持出来ないくらい激しいフルオートの仕様でも面白かったと思いますが、汎用性も重要だと言われてしまうと、そうですねとしか言えないので、そういうのが好きな方はカスタムパーツを待って、弄ってしまいましょう。素性が良いのでどうとでもなりそうな余裕があるのは良いところです。
■組込済カスタムパーツ
なし
■製品仕様
型番:UM3J-G18G3-BK01
全長:198mm
重量:654g
装弾数:50+1発(6mmBB弾)
発射方式:ガスブローバック
パワーソース:HFC134a
ファンクション:セミ/フルオート切替式
HOP:可変式
バレル長:100mm
マズルエナジー:約0.5J
付属品:
■この製品の注意点
・メーカーは断りなく製品の内容を変更することがございます。
・海外製品のためリコイルスプリングがレート高めの場合があります。
・気温が低い、過度な連射などの影響により、マガジン内のガス圧が適正に保てず、作動不良、スライドストップ作動不良などが日本国内専用モデルに比べて起こりやすい場合があります。