■製品概要
H&K G3は、ドイツの銃器メーカーH&K社によって開発された自動小銃です。
ドイツ連邦軍に正式採用され、1964年-1996年まで使用されていました。
A3は固定式ストックとハンドガードをプラスチック化し、銃身をフリーフロート(片持ち式)化したモデルです。一番ポピュラーなモデルです。
■製品特徴
・VFC/Umarex HK G3A3 GBBR(JPver./HK Licensed)
・新規設計によるリアルな完成度、HKマーキングレシーバー装備
・新型G3ボルトキャリアーセット搭載
・EasyHopアジャスト機能 マガジンは空撃ちモード切替可能
・ハンドガード/グリップ/ストックは軍用ODカラーパーツ装備
・HKライセンスドトレードマーク
・JP版メカ搭載 全商品シリアルナンバー付
■ストライクアームズのオススメポイント
※以下ファーストロット(2018/11)のときのおすすめポイントです。
箱を開けたときの感動は大きな機種なのでいつも通り、おお~存在感ばっちりだなという感じです。
そして、グリップを持ったときに、電動ガンのイメージが強烈に残っているのか
太いイメージだったのですが、流石モーター入ってないから細い!全然違う!と感じました。普通に握りやすかったです。
特に左利きの方はうれしいと思います。電動ガンで味わった殺人的な痛さが大分少ないです。
ボディの剛性感は流石で、スチールレシーバーはびくりともしない頼もしいものです。
その割に軽く感じるのは、重さを感じるメカボックスもバッテリーも必要ないからでしょう。
細身のハンドガードと合わせて構えやすい非常に使いやすいバトルライフルだと思います。
少しストックは大きいですけれどね。日本人には。
トリガーシステムはMP5系列のもので、使ったことがある方にはなじみ深いものです。ボルトキャリアは流石に7.62mmなので、大きさがあり、シリンダーも太いです。
リコイルスプリングはMP5用が使えそうですが、後で専用設計が必要かどうか検討しようと思います。→使用可能でした。
ローディングノズル内には、当店が仕入れた物はNPAS付きで初速調整が可能でしたが、ほとんどの個体で閉まっていて、初速が30m/sとか弾が出るかな出ないかなレベルでしたので、当店以外から購入された方は調整されたほうが良いでしょう。
当店でお買い求め頂いた方は、厳密には調整していませんが、ハンドガン以上、ライフル以下くらいの値に調整してお出ししますので、とりあえず弾が出るだけのパワーが出ています。
気に入らない場合は、弾速計を使ってNPASで調整して下さい。
バルブスプリングは鬼固いのを確認していますので、初速調整オプションをお申し込み頂いている方は、きっちりバランスを取って調整させて頂きます。
ノズルリターンスプリング、ハンマースプリングはちょっと固いので、これは後日オリジナルで作るかもしれません。リコイルスプリングもVFC MP5用は使えますが、マッチングとしてはまだ上を目指せそうですから、検討します。
撃った感じですが、とても長い機種なので、リコイルはそこまでがっつり感じるタイプではありません。フロントに重量があるので、仕方がないです。
しっかりマガジンを暖めて撃ちましたが、感じるリコイルは並から大きく外れない感じです。
外から人が撃っているのを見ると、それなりに動いているのでリコイルの力としては結構発生していると思います。
問題は組立で、いつも通り文句を付けたいレベルです。特にグリスがべったべたなので、相当フリクションになっているでしょう。
出来る方は一度分解して、きれいにしてちゃんとしたグリスを薄く塗るとそれだけで違うと思います。
構造的にMP5に似ているので、整備の過程でしっかりやれば結構効率は良くなるだろうと思っています。
大きいので手間が凄そうですが、その分のメリットは享受出来るはずなので、頑張って整備の手はずを整えたいと思います。
まだ分解していないので、何とも言えませんが、どうもマガジンの放出バルブが小さいっぽいので、ここを換えるだけでも一段性能アップが期待出来そうというところは、カスタムの素材としておいしそうに見えます。
ちなみに初速は結構出せると思いますので、パワーの面では全く心配はいりません。
法定内のパワーでお楽しみ頂けます。
整備の検討が終わりましたので、追記(11/7)
まず、整備の効果は絶大です。出来る方はご自身で。そうでない方は当店でお申し込みください。
整備は機械物であるGBBをある程度作動させた時の馴染みを得てから、しっかりクリーンアップして、精密に組み建て直し、グリスアップまでする作業です。車の1000km走行後の初回整備みたいな作業イメージです。
このG3、グリスがべったべたなのですが、これが相当なフリクションになっています。
使っているグリスも機械抵抗を考えていない固めのグリスで、不適当です。
いや、長く潤滑効果が続くかもしれないという意味においては不適当ではないかもしれませんが、ゴミを取り込みやすく、作動性を殺すこの選択はやはり不適当でしょう。
レシーバー内などは本当にグリスまみれ・・・。
これをきれいに全部落として、磨き、グリスアップしてきちんと組み直します。
これで本来の素晴らしい作動性が蘇ります。言葉にすると胡散臭いのですが、本当に同じ機種なのだろうかと思うほど違います。
ブローバックは強烈になりますし、フルオートの回転も速くなります。シャキッとしたフィーリングを楽しめる純正リコイルスプリングは夏にはとても良いでしょう。作動性のバランスを取って楽しいのは、VFC MP5のハードスプリングです。若干プリロードが足りないので物足りなさはありますが、秋冬に室内で楽しむなら良いスプリングです。
どこかで新品箱出しと整備済みのG3を比べる機会があれば、ぜひその違いを感じてみて下さい。驚愕すること請け合いです。
スチールプレスレシーバーで大きな機種なので、値段からすると納得感のある内容でした。
マガジンが懐かしく、外観と持った感じの重量感が良い感じで個人的にはオススメポイントです。
挿入時も最初は新品なので固く、ガチンという感じで装着されて、なんか重量感というのか兵器っぽくて良いです。
電動ガンマガジンは軽くておもちゃ感がやはりぬぐえないので、これはGBBの特権ですね。
■製品仕様
全長:1025mm
重量:3560g
装弾数:20発
発射機構:SEMI/FULL AUTO ガスブローバック
HOP:可変HOP
パワーソース:フロン134a
■注意点
・メーカーは断りなく仕様の変更を行うことがございます。
当店はその件について責を追うことは出来ません。ご了承下さいませ。
GBB製品の種類(【JPサポート】や【NPAS】など)とサービスについては、以下のページにてご案内させて頂きます。
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