■納期と在庫、ご注意点について(必ずご確認下さい)
即納在庫が当店になく、メーカーに在庫がある場合、こちらの製品の納期区分【A】
※ご注文頂いた時点で上記リンク内のご案内事項はご了承頂いたものとして扱います。
■販売時のオプションについて(整備等)
下記のリンク先に各オプションの詳細情報がございます。ご依頼頂く場合はご確認の上お申し込み下さい。
■製品説明
【NPAS】 WE M4 CQB GBB (V3)
WE社が2024年にリニューアルした最新ブローバックシステムV3バージョンを搭載したオーソドックスなM4 CQBスタイル(10.5インチ)。
従来型から好評なところはそのままに、弱点を改善し、CO2システムへの対応を強化した新型です。
■製品特徴
・M4A1フルメタルレシーバー装備
・新型ボルトキャリア装備
・新型V3マガジン装備
・新型トリガーシステム装備
・強化されたボルトストップシステム装備
・ライブ作動するボルトフォアードアシストノブ装備
・対象年齢18歳以上
■ストライクアームズのオススメポイント
大きな変更は、2015年以来だったと記憶していますが、大幅なアップデートが施されました!
大きなポイントとしては、トリガー、ボルトキャリア、マガジンにアップデートが入りました。
トリガーユニットは、ハンマーの打撃力の強化と、ファイアリングピン(バルブノッカー)のスチール化による耐久性のアップ、ボルトストップ機構の改良、ディスコネクタの大型化となっています。WEのトリガーシステムは、ボックスになっており、取り外せるため、非常にメンテナンス性に優れています。リアルな構造ではないことがデメリットです。
以前のシステムはシンプルでGBBの構造を学ぶのにも適したものでした。新型は、長年の知見を活かして、ハンマーの打撃力を強化し、CO2への適正を上げてきたこと、それによる効率化がしやすいことんどがメリットです。それに合わせてバルブノッカーの強化もされており、死角は大分少なくなったと言えるでしょう。ただ、V2時代との互換性はありません。
作動の確実性は大変優れていたものの、直ぐ削れてしまうことが悩みであったボルトストップ機構もアップデートされて、リンクを介するようになったため、シンプルではなくなってしまったものの、耐久性と作動の確実性を上げてきたことは、大変良いニュースだと思います。
ただし、マガジンを装着しない状態では、ボルトストップが掛けられなくなってしまったことは、マイナスポイントです。
ボルトキャリアの変更は、ボルトストップシステムのアップデートに対応させるというもので、受け側に鉄のインサートを入れているため、その形状と相まって、こちらも十分な強度を保っており、非常に良い物になっていると思います。それと地味にフルオートシアが掛かるとことに鉄インサートが入りました。手抜きなしで好感が持てます。
マガジンについても、ボルトストップ機構がアップデートされています。元々、ガス漏れは少ないマガジンでしたので、良いところは受け継ぎつつ(後方互換性も保たれている)最新仕様になりました。V2仕様の本体でも、V3仕様の本体でも使えるところが良いです。V2(Gen.2)マガジンは、V3本体には使えないのでご注意下さい。
せっかくなのでテストしてみました。
今回は、ノーマルに近い状態で効率性があるのかを見ています。
マガジンに室温26.9度でガスが空の状態のマガジン(367g)から10秒間HFC134aガスを注入し(376g)、9gガスを注入したところからテストしました。
弾を30発装填後セミオート1秒間隔で射撃し、30発発射時点のマガジンの重さは369gでした。このことから、1発あたり0.23gのガスを消費することが分かります。もちろん、気温や撃ち方で消費は変わるため、参考値になりますが、9gのガスで40発ギリギリ撃てるか撃てないかくらいでしたので、大体0.22g~0.23gくらいの消費のようです。
このテスト個体はNPASが搭載された個体で、バルブスプリングはWE純正の状態で計測し、初速は0.2gBB弾で室温26.9度で最高73m/sのところで計測しています。30発撃った時点での初速は63m/sでした。中間付近は65m/sで安定しておりますので、かなりハンマーの打撃力と放出バルブのバランスは良いと思います。夏場30度を超える炎天下の中だと、初速は80m/s台に載ると思いますので、ちょうど良いと思われるところでテストをしました。
ガス缶500gで、セミオート1秒間隔であれば、約2174発撃てる計算になります。結構遊べます。これを書いているとき、ガス缶1本1980円ですので、1発1円と考えると思ったより安く遊べるなぁと思いました。とはいえ、マガジンにガスを入れる時に漏れますし、実際にはもっとコスパは悪化すると思いますけれども。
個体差やセッティングを追い詰めていくとどうなるかも興味があります。
WEのM4/M16/HK416シリーズのブローバックエンジンは、従来型からそうでしたが、KSCの瞬発力と、GHKの重さをミックスしたような、とてもバランスが良いブローバックをすると感じていて、撃っていて気持ちよいものです。
新型もそれに準じて、リコイルは重く、作動は早く、燃費もそこそこ良い、メンテナンス性の良さを持ちつつ、ガスとCO2を選べる汎用性もある、非常に優れた製品だと思います。
ただし、海外バージョンのリコイルスプリングは鬼固いです。この鬼レートのリコイルスプリングでドライブ出来ること自体がWEのブローバックエンジンの凄さを物語っていますが、フルオートのサイクルが早すぎて、逆に作動が不安定になることがあるのは頂けません。幸い当店はオリジナルでM4のリコイルスプリングをリリースしていますので、レートを弱めれば問題ありません。
公式のライセンスは持たないモデルですので、マーキングなどはないのですが、ボルトフォアードアシストノブがライブなのは、リアルなんですよね。VFCはライセンス取っていますが、ライブではないので、WEにマーキングを株式会社鈴友コーティングで入れてあげると非常にリアルになるのではないかなぁと思いつつ、買ってからも楽しめそうな1丁だと思います。
■組込済カスタムパーツ
RA NPASキット(初速調整可能なフローティングバルブ)
■製品仕様
型番:WE-R-M002-B-CQB-(BK)
全長:660/750mm(ストック伸長時)
重量:未計測g
装弾数:32+1発
HOP:可変式
ブローバック:Yes
発射モード:SAFE/SEMI/FULL
パワーソース:HFC 134aガス ※別売のCO2マガジンがございます。そちらもお使い頂けます。
パワー:0.989J以下
■ご注意点
・メーカーは断りなく仕様の変更を行うことがございます。
当店はその件について責を追うことは出来ません。ご了承下さい。