【オリジナル】WE製GBBライフル用 HFC134a/152aガス対応 ハンマースプリングVer.3.1
■製品コンセプト
ご好評頂いているオリジナルハンマースプリングVer.3をマイナーバージョンアップ!カスタムを重ねていっても使用できるように設計したノーマルと、レートをギリギリまで落とし、とにかく動作性向上を目指した超上級者向けのソフトを追加いたしました。
このハンマースプリングを組み込んだWE製GBBライフルは、純正状態(海外バージョン)からは想像できないほど動作性が向上する部分はそのままですので、安心してご利用頂けます。
※JPバージョンは弱レートハンマースプリングが組み込まれている場合があるようですので、その場合の動作性向上は大きくありません。
いかに純正ハンマースプリングのレートが高すぎるとを実感して頂けると思います。特にフルオート時の安定度はかなり上昇しますので、自信を持ってお勧めできるカスタムパーツです。
交換した後の作動性は国内メーカーとそん色ないことをご確認頂けると思います。むしろ、上と言っても良いくらいです。
もう日本国内ガスでは動かないとは言わせません!
安心の日本製。
■対応機種
WE GBBライフルシリーズ以下の機種に対応します。
SCARシリーズ/KAC PDWシリーズ/M4シリーズ/M16シリーズ/HK416シリーズ/T91シリーズ/G39シリーズ/L85シリーズ/MSKシリーズ
※旧システム(AWSS、ブラスチューブ)、オープンチャンバー(ボルト)システム共にご使用頂けます。
※2024年版V3モデル(新型トリガーBOX搭載モデル)には対応しておりません。
■WE海外バージョン純正とVer.1とVer.2とVer.3(3.1含む)の比較
バネレートを海外純正バージョンよりかなり弱く設計してあります。実はVer.1設計時にはこれ以上は弱くできない状態で発売したのですが、その後のデータの蓄積や材質の変更等により、耐久性を犠牲にすることなく更に弱くすることに成功しました。
そして、HFC134aガスでだけでなく、入手性の良いHFC152aガスでも動作できるハンマースプリングが完成しました。
しかし、Ver.2で動作性を重視しすぎた結果、一部カスタムパーツを組み込んだ場合や、個体の組合せによって動作不良の原因になることが確認されたので、Ver.3以降では再設計し広範囲のカスタムパーツに対応できるようになりました。
WE海外純正品はバネレートが高くHFC134aガス使用時にはパワーロスが大きく作動性に悪影響しかありません。HFC152aに至っては動くと表現していいのか微妙な動作になってしまいます。
やはり海外では、TOPガスと呼ばれる高圧ガスやCO2ガス(これは日本でも使用できます)で使用することが前提なので、かなり強めなスプリングが入っているのが現状です。
JPバージョンは最近弱レートスプリングが入っていることがありますが、すべてではないようですので、純正状態では動作的に厳しい環境は脱していないと言わざるを得ないでしょう。
このハンマースプリングはHFC134a/152aガスで使うことを前提に設計してあり、交換することによりパワーロスを軽減し作動性を改善します。
寿命も純正品と同等を確保し安心してお使い頂けます。理論値になりますが1万回~2万回の寿命です。
■交換した際の効果
・余計な力が必要なくなりブローバック動作が軽くなります(リコイルが軽くなるわけではありません)。
・連射サイクルが向上します。
・ボルトストップが掛かりやすくなります。
・ブローバック途中で息切れして止まることが明らかに減ります。
・燃費が向上します
・ガス圧の高い状態ではバルブが叩けなくなります。(M4マガジンにて36度までマガジンを温めて問題なくバルブが叩けることは確認済み)
・ハンマーローラーの損耗を軽減出来ます。
■ノーマル(青)とソフト(赤)の違い
ノーマルは従来のVer.3とほぼ同じ仕様で特に使用する際に注意点もなく扱いやすいハンマースプリングです。ソフトはノーマルから更にレートを落としVer.2に近いレートで制作してあります。動作性は非常に高いですが、その分組込には熟練を要します。組合せによっては動作不全を起こすこともあり、その際には各部の加工、調整が必須になります。超上級者向けの製品ですので、ハンマースプリングの組込経験はもちろん調整経験のある方に向けた製品です。
■ハード(黄)(2022/6追加)
※注意事項があります。同意の上ご購入ください
ストライカーコントローラー(バルブロッカー)機能があるWE GBBライフルでは過度にハイレートなハンマースプリングは不要と判断しておりましたが、CO2マガジンが最近リニューアルされ多発したガス漏れ問題が軽減されました。同時に以前よりバルブ開放にマガジン内圧がより強くかかるようになり海外純正ハンマースプリングでもバルブが叩ききれない(ストライカーロックがかかるとこまで押し込めない)という事例が出てきました。
解消すべくCO2マガジン、外部ソース運用向けのよりハードなハンマースプリングを設計しました。
使用する当たり多数注意事項がございます。必ずご確認、同意の上ご購入ください。
●上級者向けパーツになります
そのまま交換しただけではまずうまく動かないと思います。各部調整が必要なパーツとなります
●スチール製等の強化トリガーパーツを推奨します。
トリガー、ストライカー、ストライカーロック、ディスコネクタ、ハンマーすべて交換することをお勧めします。
純正亜鉛合金製ではあまり持ちません(特にディスコネクタ)
また強化パーツを使用していても消耗は早まります。
●重量のあるスチールボルトキャリアやバッファー、強めのリコイルスプリングを使用してください。
強度的な部分もありますが、ハイレート化によりフルオートシアにかかるストレスが増大し、フルオートシア開放の抵抗が大きくなります。リコイルスプリングが柔らかかったり、ボルト周辺の重量が軽いと閉鎖時にフルオートシアがうまく解除できない場合があります。
●ストライカーロックがうまく作動しない場合はスプリングを強化してください
代替品としてバッファーリテイナースプリング No.123 をストライカーロックスプリングと交換して組み込んでください。
●燃費は良くないです
WE GBBのもともとの設計でもありますがガス消費量は多いです。1カートリッジ40~50発程度です。
134aリキッドチャージマガジンでも使えますが、ハンマーコッキングの抵抗が増大しているのでほぼデメリットしかありません。
ネガティブな面ばかり書きましたが、各部正常に作動し駆動できる状態になれば、数あるGBBライフルの中でもトップクラスに爆発力のあるリコイルショックを堪能できます。
リコイルで色々緩みやすいのでこまめな点検を推奨します。
■注意点
交換するとバネレートが弱くなるので、バルブを叩く力が弱くなります。
ガス圧が非常に高い(CO2ガス、日に当てた、暖めた等)とバルブが叩けない可能性がございますのでご注意ください。
このハンマースプリングの効果を十分に発揮するためには、各オリジナルリコイルスプリングを併用することをお勧めします。
単体でも十分に効果はありますが、組み合わせた時の効果は更に高いです。
レートの判断がしやすいように、スプリングに色を付けてあります。色にむらがありますが製品の仕様です。
■組み込み時の注意点
このパーツは上級者向けパーツです。トリガーアッシーの分解が必要になります。カスタムは自己責任でお願いします。
マルイのハンドガンが分解組立出来るレベルの技術があれば十分カスタム出来るレベルの作業になります。
スプリングのさび防止にオイルが付いています。組み込む時はオイルを落としてシリコンオイルを小量吹いてあげてください。
組込の参考記事はコチラ